＜主催＞ IWEF国際風工学フォーラム（社団法人建築研究振興協会）、
東京大学生産技術研究所
ワークショップ組織委員会 議長 村上周三（東京大学）
＜共催＞ 日本風工学会
＜支援＞ 日本学術振興会
＜協賛＞ 社団法人日本建築学会、社団法人土木学会、
財団法人日本建築センター、社団法人空気調和・衛生工学会、
社団法人日本環境アセスメント協会
開催日 1998年8月24日（月）〜 8月26日（水） 3日間
場所 神奈川県葉山町 湘南国際村センター
| 議長 | ||
| Murakami, S. | University of Tokyo | |
| プログラム責任者 | ||
| Kawai, H. | Tokyo Denki University | |
| Ohya, Y. | Kyushu University | |
| 組織委員会メンバー | ||
| Hibi, K. | Institute of Technology, Shimizu Corporation | |
| Kondo, K. | Kajima Technical Research Institute | |
| Mochida, A. | Niigata Institute of Technology | |
| Morikawa, Y. | Taisei Corporation Technology Research Center | |
| Mukai, H. | Wind Engineering Institute | |
| Nomura, T. | Nihon University | |
| Okada, H. | Building Research Institute, Ministry of Construction | |
| Shirato, H. | Kyoto University | |
| Tamura, T. | Tokyo Institute of Technology | |
| Yao, M. | Windy Inc. | |
| 事務局 | ||
| Fujii, K. | Wind Engineering Institute | |
最近、計算機による数値シミュレーションの活用が多くの分野でみられるようになり関心を呼んでおります．例えば、行政、事業者、住民など多くの方々が関連する都市開発や建築物に関連する環境影響評価の問題では、数値シミュレーションの精度、適用性、利用の仕方などを含めた総合的な位置付けなどの知見が必要となります．また、一般ユーザーの方々からも実務において数値シミュレーションを利用する場合、どこまで使えるのか明かにしてほしいとの要望も多くあります．
このような背景を踏まえ、本ワークショップでは、風工学分野の国内外のトップレベルの研究者による特別講演と一般公募による実用例の発表をベースに、現在の数値シミュレーションの実用性について専門家と一般ユーザーとの対話を促進することを主要目的としております．
また、本ワークショップでは、国内外で広く使われている数値シミュレーションの市販ソフトについての展示も行い、実際に目に触れていただきます．
特に、これから実際のプロジェクトで数値シミュレーションを使ってみたい（あるいは、使わせてみたい）と考えられる一般の方々に、最新情報を踏まえた数値解析の概要と実用レベルの程度を把握していただけるよう企画しております．
なお、本ワークショップは泊り込み方式で行われ、講演者と一般の方々とが気軽に情報の交換が出来る場となっております．
海外の講演者や参加者もおられるので資料は英文ですが、メーンホールでの特別講演・発表には同時通訳が付きます．また、日本人の方の発表は、質疑を含めて日本語で行われます．
| メインホールでの日本人の講演、発表は日本語、外国人の講演・発表・質疑は同時通訳付． | ||
| ア） | 都市気候、複雑地形、建物周りのビル風、拡散と大気汚染、室内気流、建物に作用する風圧力、荷重、風による振動、橋梁の空力振動、その他関連する数値解析手法のトッピックスに関して内外の招待講演者９名（日本人３名、外国人６名）による講義ならびに討論予定． | |
| イ） | ポスターセッション（メインホールでの発表とポスター前での発表） | |
| 実務に携わる研究者、技術者による数値シミュレーションの実応用例の一般講演および 討論． | ||
| ウ） | ソフトウエア開発会社および販売会社による最新の流体関連解析ソフトの実演および討論． | |
| （メインホールでの発表、展示ルームでのデモ等） | ||
環境、建築物、構造物関連で数値シミュレーションを活用している技術者・研究者、ならびにユーザー（一般利用者、デベロッパー、設計者、環境行政関連の方々）、ソフトウエア開発者などが一堂に会する国際ワークショップで、ユーザーの方々が、今後、実務への数値シミュレーションの活用を考える際に参考となるような内容を企画しています．
| ・Boysan, F. Fluent Inc. (USA) | |
| "CFD Applications to Environmental Flows" | |
| ・Gosman, A.D. Imperial College of Science (UK) | |
| "Developments in CFD for Industrial and Environmental Applications" | |
| ・Koike, H. Fuji / RIC (Japan) | |
| "Evolution of CFD Software from Academic Code to Practical Engineering Software" | |
| ・Laurence, D. Laboratoire National d'Hydraulique (France) / Bertoglio Jean-Pierre, Laboratoire d'Mecanique (France) | |
| "Status of LES and RANSE for bluff body aerodynamics" | |
| ・Murakami, S. University of Tokyo (Japan) | |
| "Current Status and Future Trends in Computational Wind Engineering" | |
| ・Tamura, T. Tokyo Institute of Technology (Japan) | |
| "Reliability on CFD Estimation for Wind-Structure Interaction Problems" | |
| ・Tezduyar, T.E. University of Minnesota (USA) | |
| "Advanced Methods for Flow Simulation and Modeling" | |
| ・Yamada, T. Yamada Science & Art (USA) | |
| "A Numerical Simulation of Urbanization on the Local Climate" | |
一般公募による約２４の発表がポスター形式で行われます．各パネル前で十分時間をとった質疑が可能です．メインホールで紹介されるPoster Sessionは同時通訳付きで行われます（日本人の方の発表は日本語）．
スケジュール、プログラムは英文版をご参照下さい．
神奈川県葉山町国際村上山口1560-39
湘南国際村センター（会議場の詳しい案内はこちらをご覧下さい）
JR逗子駅よりバスで約３０分、タクシーで約１５分
一般： ５万円（会議参加費、プロシーディング、２泊の宿泊代等一式含む）
学生： ２万円（会議参加費、プロシーディング、２泊の宿泊代等一式含む）
登録方法：別紙登録用紙にてお申し込み下さい。
支払方法：下記の口座に申込と同時にお振り込み下さい．
振り込み先：東京三菱銀行新宿新都心支店
口座種類：普通 、 口座番号 ：1005873
口座名 ：CFD・WORKSHOP98
口座名振り仮名：シーエフデーワークショップキュウジュウハチ
登録申込期限：1998年7月31日まで
参加定員が全体で140名であること、また、宿泊施設も限定されておりますので早めの登録をおすすめします．（宿泊施設はシングルルームとツインルームがありますが、申込順などを考慮して事務局で割り振りをさせていただきます．なお、すでに仮登録された方は、1998年7月10日までに再確認させていただきます．）
スケジュール及び宿泊について
参加者は８月２４日（月）、２５日（火）の２泊となります．
現地には８月２４日 午後１７時〜１９時までにおいで下さい．
仮スケジュール表をご参照下さい．
風工学・都市気候学におけるCFD 利用に関する国際ワークショップ事務局 藤井邦雄
住所 〒101 東京都千代田区神田神保町3-29（株）風工学研究所
電話：03-3237-2811、ファックス：03-3237-2812
e-mail：fujii@ba2.so-net.or.jp