NHKスペシャルの撮影と実験に協力しました。

NHKスペシャル「避難所における感染防止対策」(6/20放送予定)の実験に風工学研究センターとして協力しました。感染者のくしゃみ等によるエアロゾルがどのように飛散し、換気方式によってどのように空気中のウィルス濃度を下げることができるかについて実験を行いました。
人工気候室での撮影の様子です。


レーザーとスモークによる可視化実験の様子です。マネキンの口からエアロゾルを模擬したスモークを発生させています。

6 件のコメント

  • はじめまして、災害救援NPOレスキューアシストという団体で活動しております川島浩義と申します。
    先日のNHKスペシャル拝見しました。
    昨年の台風15号被害以降千葉県鴨川市で災害支援活動を行ってまいりました。
    コロナ禍の影響で支援活動も思うように進まない中で今年も台風などの災害が発生する季節がすぐそこまで迫ってきています。
    出来ましたら次の災害で少しでもコロナ禍から住人さんを守るべく対応していきたいと考えています。
    そこでテレビで紹介されていました置換換気に大変興味を持たせていただき、扇風機とビニールシートで試作してみましたが、今ひとつ上手く行きません。
    そこでもしよろしければ教えていただきたいのですが…
    ①送風機はどのくらいの能力の物をつかわれていたのか?
    ②筒状のビニールシートのサイズ(直径)は?
    ③シートに開けた穴のサイズはどのくらいの穴か?
    ④一台の送風機でどのくらいの広さを換気できるものなのか?
    ⑤設計図のようなものを譲って頂くことは可能でしょうか?

    突然のコメントで差出がましいお願いと質問ばかりかとは思いますが、出来ましたら可能な範囲で構いませんので教えて頂けませんでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • お問い合わせありがとうございます、山本です。NPO団体にて災害支援活動をされているということで、少しでも私の検討がお役にたてばと思います。
      ご質問の件ですが、扇風機とビニールシートで試作されたとのことですが、現地で手に入りそうな材料で作るということは重要だと思いますが、手間と時間が掛かるために災害支援活動において作業の負担が大きくなるかと思います。私としては園芸用で使用されているビニールダクト(ポリチューブダクト)を購入して準備しておかれると良いのではと思っております。
      私が今使っているのは「ポリチューブ折径350mm×50m 210Φ」という仕様のもので直径210Φで50m分がロールになっているものです。インターネットにて3500円程度で購入できました。またファンについてもダクトファンと呼ばれるものを購入されると大風量でビニルダクトを接続しやすいかと思います。私がインターネットで購入したのは「Hon&Guan ダクトファン HF-200PE」で最大風量1250m3/hのものですが、大風量で風量を調整できる高い機器(2万円ぐらい)ですので、似たような仕様でもう少し安いものを選択されても問題ないと思います。
      送風機の風量の考え方ですが、感染対策の換気量として学会等で一人当たり30m3/hの確保が推奨されておりますので、避難想定人数に30m3/h人を乗じた風量をファンの必要風量とし、それにビニルダクトを接続して必要な位置で穴を開けて外気を供給するという考えです。体育館等の大空間で換気を十分に行うためにはもっと導入したいところですが、梅雨や夏の時期に外気を導入しすぎると湿度が上昇し、熱中症のリスクも高まるために最低限必要な換気量を効率的に導入するのが良いと考えております。
      シートに開けた穴のサイズや位置については、床の埃が再飛散することを防止するためにも上面に開けることを推奨していますが、最適な穴の開け方は実験中となっており、換気効率を優先するのかエアバリアの効果を優先するのかにより異なってくると思っています。置換換気の原理によるエアバリアとして使用する場合の目安としては直径2~4cm程度の穴を30cm程度の間隔で開けていくことを想定しています。ダクトの長さとファンの風量の関係でも変わってきますので、現地で風の出方を確認しながら穴を調整されることをお勧めいたします。
      設計図等のご要望がありましたが、こちらはまだ整備できておりません、申し訳ありません。新型コロナ感染防止による外出自粛もあり、十分な実験を行う時間がないために資料が整備できておりませんが、皆さんの参考になるような資料を今後も公開していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

      • 山本様
        早速のご回答ありがとうございます!
        大変参考になりました。
        現在、鴨川市と相談して何らかの形でこの置換換気のデモンストレーションが出来ないかを検討しております。
        同時に発症患者のための仮設陰圧室の作成にも挑戦中です。
        またお知恵などお借りすることもあるかもしれませんがその際には何卒よろしくお願いします。
        ありがとうございました!!

        • 返信ありがとうございます。もし必要であれば鴨川市なら換気のデモンストレーションに立ち会うことも可能です。私の予定との調整次第ですが、必要になりましたらお声がけください。

  • もったいないお話をありがとうございます!
    実施に向けて頑張ります!
    まずは今日の午後に鴨川市市長との面談があり、そこで感触良ければ実質検討に入れるかと考えています。
    またその辺の首尾はご報告させて頂きます。
    Amazonさんで「ビニールダクト」見つけましたので早速入手したいと思っています。

  • 山本様
    本日、鴨川市と鴨川市社会福祉協議会の打ち合わせを行いまして、7月25日(土)26日(日)の2日間で開催されることが正式に決まりました。
    会場もスペース的に広く取れまして避難所のパーテーションと置換換気システムを会場のメインに据えることが出来そうです。
    誘致対象は鴨川市職員、地域の民生員、千葉県内の社会福祉協議会職員、鴨川市民となります。
    こちらのメアドにメール頂けましたら配布用のチラシのゲラ版をお送り致します。
    これから日々準備に忙しくなりそうです。また置換換気について資機材を揃えてまいります。
    質問やご相談など出てくるとと思いますがご指導よろしくお願い致します。

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