高層住宅の屋外廊下の風環境に関する現場観測ならびに風洞実験 昭和52年 3月  東京都住宅局，(1977)
都営高層住宅の屋外廊下および玄関周辺で発生する強風に起因する環境障害の実態に関する現場実測を行い，これらの障害を防除・軽減するための検討を風洞実験により行った。
（担当部分）風速および圧力に関する現場実測，居住者に対するアンケート調査を担当した。
（著者）村上周三，小林信行，吉野　博，高橋岳生

住宅性能総合評価システムの開発　報告書 その１．住宅設備の評価と選定システム  昭和53年 3月  建設省総合技術開発プロジェクト，建設省建築研究所　(1978)
住宅設備の使用実態調査を行い、既往の研究成果を総合して，住宅設備の評価と選定システムを作成した。
（担当部分）第２編，�X章設備性能評価全体の統括および性能評価項目の分類，各設備の機能要素別評価を執筆した。
（著者）村上周三，高橋公子，三村由夫，小林信行，吉野　博，小峯裕己，吉田卓郎ほか

市街地の風と汚染に関する基礎的研究　昭和57年12月　学術研究振興資金学術研究報告，日本私学振興財団pp.103-109,(1982)
建物から排出される汚染ガスの拡散状況を調べるために野外実験を行い，この拡散現象の風洞模型実験での再現方法を検討し，事前予測の精度を明らかにした。また，市街地の空間形状や排出源高さの違いが拡散状況に及ぼす影響についても検討した。
（担当部分）汚染ガスの拡散状況を調べるための野外実験を担当し，全体の統括を行った。
（著者）小林信行，大場正昭，須能　誠

建物周辺気流の風洞実験法に関する研究　昭和59年 3月　風洞実験法研究会， （財）日本建築センター，(1984)
超高層建物周辺で発生するいわゆる風害の状況を風洞実験により予測するための方法，相似則などを検討する委員会活動の成果報告書である。実験のための相似則や予測手法をとりまとめた。
（担当部分）新宿部会，市川部会，月島部会に分かれて活動したが，このうち市川部会を担当した。
（著者）室田達郎，大熊武司，小林信行，岩佐義輝，田村幸雄，藤井邦雄ほか

住宅における天井高さの室内熱環境および暖冷房エネルギー消費に及ぼす影響　昭和61年 3月　科学研究費補助金研究成果報告書（昭和59,60年度）(1986)
住宅を対象とした吹き抜けなどの天井の高い建物の室内環境とエネルギー消費量を予測する際に必要な温度特性について調べ，環境改善と省エネルギーの方法について検討した。
（担当部分）模型実験による垂直温度分布の特性の検討を担当した。
（著者）宇田川光弘，小林信行

管制塔の風力測定等に関する基礎調査報告書　昭和62年 3月　運輸省東京航空局，(1987)
風荷重設計を適切に行うために航空管制塔に働く風力を確率的に明らかにした。
（担当部分）地域気象データに基づく最大風速の再現期待値の推定を担当した。
（著者）田村幸雄，小林信行，大熊武司

長崎空港管制塔の風による振動調査報告書　昭和62年 3月　日本空港振興財団，(1987)
風による航空管制塔の揺れ防止のためのダンパー（TLD）の開発のために，これを実際の管制塔に設置し，その効果を検討した。また，強風時の管制塔の応力，揺れ幅などを推定した。
（担当部分）地域気象データに基づく最大風速の再現期待値の推定を担当した。
（著者）田村幸雄，小林信行

換気効率・基準小委員会報告　平成9年 3月　換気効率・基準小委員会報告書，空気調和衛生工学会(1997)
空気調和・衛生工学会の規格であるHASS102「換気」を換気効率など最新の学術的成果を盛り込んで改定し，「換気基準・同解説」として制定した。
（担当部分）改定WGの主査として基準全体のとりまとめを行った。
（著者）村上周三，小林信行，吉野　博，近藤靖史，早川　真，赤林伸一ほか

HASS102換気基準・同解説　改訂原案作成終了の報告　平成9年 3月　空気調和・衛生工学 (1997) 
空気調和衛生工学会の規格であるHASS102「換気」を換気効率など最新の学術的成果を盛り込んで改定し，「換気基準・同解説」として制定した。
（担当部分）改定WGの主査として基準全体のとりまとめを行った。
（著者）村上周三，小林信行，吉野　博，近藤靖史，早川　真，赤林伸一ほか

体育館等空調設備技術動向調査検討報告書　平成12年 3月　空気調和・衛生工学会 (2000．3) 
防衛施設庁から空気調和衛生工学会への委託により、体育館及び屋内プールの空調設備の方式等について調査し、自衛隊駐屯地に今後建設する体育館の標準的な空調設計を提案した。
（担当部分）検討委員会委員長として、調査分析、報告書のとりまとめを統括した。
（著者）小林信行，近藤靖史，大高一博，加藤信介，窪田英樹，水谷国男，立田敏明，鈴木章司ほか

格納庫暖房設備技術動向調査検討報告書　平成13年3月　空気調和・衛生工学会 (2001．3) 
防衛施設庁から空気調和衛生工学会への委託により、寒冷地の航空機整備格納庫の暖房設計の考え方を示し、寒冷地においては蒸気式放射暖房が最適であるとの結論を得た。これに基づき放射パネルの算定方法を提案した。
（担当部分）検討委員会委員長として、調査分析、報告書のとりまとめを統括した。
（著者）小林信行，久保田克己，中村　聡，大森敏明，土肥口　清，伊藤一秀，孔　鉄男ほか