人にとって快適な空間の創造
建築学科・建築環境工学研究室



KeyWord大空間空調,市街地の風環境,換気・通風,風洞実験

研究概要

 人にとって快適な環境を創造するために、建物内や建物周辺の物理的現象を取り扱っています。特に空気に関係するものを主体としており、例えば、室内の空気を清浄にするための換気の方法や、建物周囲の空気汚染のメカニズムの解明、風害の発生しない建物配置の検討、スポーツアリーナなどの大きな空間の冷暖房方法などについて、縮尺模型を用いた実験、風洞装置を用いた実験、現場での実物測定などを行い、実際の建物設計に役立てています。

 また、住宅における太陽熱の利用の一環として空気循環式ソーラー給湯システムの性能測定なども行っています。より快適な環境を創造しようとすると設備が多様になり、多大なエネルギーを消費することになりがちです。本研究室ではより少ないエネルギー消費での環境のレベルアップをめざしています。これは地球環境の保全にも貢献できるものと考えています。


画像・建築環境工学研究室MessageBord

究室で身も心も鍛えられる?

我々の研究室は実験を主体とした研究を行っているので、実験室にいる時間が多くなります。写真は4年生と一緒に境界層型風洞の前で撮ったものです。研究室では、”良く学び、良く遊ぶ”をモットーにしています。学生は学ぶ時にも積極的に、遊ぶ時にも積極的に熱心にやっています。時には熱心に遊び過ぎ、飲み過ぎ、翌日先生に怒鳴りつけられます。それでもめげずに研究を続ける強い精神が培われます。


Infomation

教員教授
 
小林 信行(工学博士)
 
主な研究主な研究
 大空間の空調方式に関する研究、換気方式と換気効率に関する研究、市街地の汚染物拡散に関する研究
 
担当科目担当科目
 建築環境工学概論、建築環境工学原論II、建築設備I、建築環境工学実験
 


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